9月9日 (土)
9時頃起きる。 ホテルで朝食。バイキング。例によって美味しくない。 手紙を出さねば。フロントに頼んでみるが、ダメだと。なら、切手は何処に売っている？と聞いたら、知らない、と。郵便局は？知らないってさ。あ〜ん？ 市内へ。 ブラブラする。喉が渇いたので、水を買う事にする。せっかくなので、スーパーに行く。丁度、空になったペットボトルがあったので、ゴミ箱の場所を店員に聞いてみた。 「ダストボックスは何処だ？」 「？？？」 あれ？通じない。どうしてだ？ 一応説明してみるが、ダメだ。説明が下手で余計誤解を招いたらしくて、店員はジュースのボックスを持って来た。 結局、もういいやと謝って退散した。 店外に出て、電子辞書でゴミ箱を検索。garbageって言ってみるか…。 その辺りでボケッとしていたおばさんに、上記の言葉を伝えてみる。すんなり通じる。目の前にあった。仕分けまではやっていないらしい。 インターネットカフェへ。久し振りの日本の情報に埋没してしまう。結局数時間ネットをしてしまった。 空港へ向かう事にする。例によって不安なので、16時頃空港へ。勿論時間があるので、お土産を選ぶ。 …大した物が売っていないね。一番心魅かれた物が、チェロの置物だったが、マレーシアらしさの欠片もないからね。 結局、木製品ならいいだろうという事で、孫の手だのペーパーナイフだのを購入。シャーレの置物みたいな物も買ったが、ボンドでくっつけた跡が生々しく残っている物で、おまけに微妙に歪んでいる物まである。金を払うのがバカバカしくなってくる。 腹も減ったので、近くのカフェで御飯を食べる事にする。 「サーモンサンド(だったかな？)をくれ。」 「ない。」 「…ホットドッグでいいです。」 しかも、一緒に頼んだマンゴージュースをこぼされて明らかに量が減ったのに、そのまま平然と店員は盆に載せて私の方に押しやってきた。悪びれた様子もない。 何か言ってやればよかったのに、根性のない私は、そのまま席に戻り、食べる。 チェックインカウンターへ。が、時間が早いとの事。17時頃来いと言われる。 17時になったので、カウンターへ。が、御飯の時間なのか、カウンターは閉まっている。 結局18時を半ば過ぎた頃までカウンターは開かず。搭乗時刻までギリギリじゃねーか。 チェックイン。不安なので、全て手荷物にする。 ゲート前の待合室へ。何故か日本のヒーローもののジャスティライザーがやってる。つい見入ってしまう。 搭乗が30分遅れる。私の目の前で、欧米人の女の子を日本人のチャラけた恰好した男がナンパしている。アジア系の中年男がそれに割って入って来ている。日本人の男は明らかにむくれていて、ちょっと面白かった。 搭乗。速攻でタオルケットに包まる。 離陸。コタ･バルはいい街だったと思う。失敗ばかりの一人旅だったが、それなりに楽しめたし、良い思い出と経験を抱く事が出来た。 プルフンティアン島にもまた行きたいな。今度は海亀を見たい。 21時頃クアラルン･プールへ。 搭乗時間まで時間があったので、空港内のバーへ。急に日本人が湧いて出てきた感じ。 りんごジュースとティラミスを賞味しながら、夜の空港の夜景を眺める。 バーを出て、尚、時間が合ったので、日本へ電話をかけてやろうと電話ボックスに向かう。 上手く繋がらない。おかしいな。ま、いっか。 ブランド物を物色。からかうだけからかう。ミーハーな姉貴の為に、ゴディバのチョコを買う。140RM。ホテル代並だ。 会社の人への土産を忘れた事に気付く。ま、いっか。地元の名産品の饅頭でも買う事にしよう。マレーシアで有名な物は何ですか？と聞かれて、マーライオンだとテキトーに言ったら、御土産お願いしま〜す♪と、普通に言う人達だから、多分分からないだろう。 ゲートへ向かう。手荷物検査が始まっている。日本人だらけだな。 私は難なくパスする。が、日本人は軒並みピーピー鳴らしてやがる。こりゃ、確かにマナー違反だわな。 搭乗。タオルケットに包まる。明日には日本だ。出迎えてくれる人もいる。帰りを待ってくれている人がいるってのは、いいもんだね。 |